【歩きサンドリア図書館公開 2】Apple News+という洗練英語情報サイト(毎月$10で)の活用

シリコンバレーから見ていると、技術や政治・経済の日本語の情報が米国内に出回っている情報の一部でしか無いことがわかります。そして、ジャーナリズム的な賛成反対を含めた記述ではなく、メディアの誘導で書かれていることに気が付きます。これは、事実の確認と同時に大変重要なことです。

今年3月、AppleがApple News+という、情報サイトを購読料約$10/月でスタートさせました。私は今まで、Wall Street Journal(WSJ)を$36/月で購読(デジタル版のみ)していました。現在はApple News+の中のWSJを読むことに切り替えました。上記写真がiPadでのApple Newsのボタンです。

Apple Newsは最初の一ヶ月は無料です。その間にいろいろなメニューを試すと良いでしょう。私は現在の世界を見る上で、とても役に立つという実感をしています。いくつか例を上げてご説明しましょう。

ご覧いただくように、見出し自身がよくわからないですが、とりあえず、これがある日の米国のNewsとお考え下さい。
興味ある記事があれば、それを追いかけて、詳細な記事を読むことができます。その時、iPadであれば、わからない単語に指を当てると、意味がPopupします。(事前に辞書の設定が必要ですが)

↑もちろん、英語で米国の情報は重要ですがさらに特筆すべきは、中国発のChinese Economyという記事が読めることです。ご存知のように中国の情報はなかなか手に入りません。米国は中国の台頭に大きな懸念を持っているので、中国情報をしっかり集めているわけです。それが、読めるということは世界の先行リーダーがどのように動いているのかを見る上で、重要になります。

そして、世界の動きを見る上で、欧州からの視点も大切です。
それを見るのは私はECONOMIST誌がいいと思っています。中東、アフリカ、ロシアなどなかなか情報の届きにくいところがカバーされます。Apple Newsではエッセンスが見られます。それで気に入れば購入すればいいと思います。私は別途雑誌としても購読しています。↓PDF書庫には、雑誌の抜粋を保管しています。

↑その他にも、雑誌の購読ができます。私がApple Newsで購読中の雑誌がこの5つです。
Wiredは、ハイテクの応用をビジネスベースで見るユニークな雑誌です。
Atlanticは、米国政府への批判・提言などをする政治志向の論評誌です。
National Geographicは写真が美しい、雑誌て観光、自然、都市問題など、テーマを映像込にでわかりやすく解説しています。
Fastcompanyは、Startupがいかに早く成長しているか、そのための参考記事などをまとめています。
bon appetitは、料理の本で、世界中の料理を特集して、見て楽しい雑誌です。これ以外にも、スポーツや旅行、ファッションなどの雑誌もあり、そちらから英語に入ることも楽しいアプローチだと思います。

こうしてみると、Apple Newsは、世界の今日を幅広く知る事ができる媒体になっていると思います。それが、皆さんにおすすめする理由です。一日30円程度の出費が、積み重なると大きな情報量の差になります。この際、思い切って購読を始めてはいかがでしょうか。学校でのマナビと全く異なる、人生100年時代のマナビの面白さが、おわかりいただけると思います。

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