2020年 4月

  1. 【逝きし世の面影】  渡辺京二著 2005年刊 幕末から明治初期に日本に来た外国人の記録から、当時の日本人の姿を浮かび上がらせる名著 西洋の価値観と日本の価値観の対比も公平 これからの日本の立ち位置を考える上での貴重な資料

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  2. 【小林一三】鹿島茂著 2018年電子版刊 日本が生んだ偉大なイノベーター 今まで読んだことのなかった人。ユニークな視点で面白い。渋沢栄一、安田善次郎と比べてみると、戦前・戦後まで話がつながっているところがすごい

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  3. 【奇跡の国日本がわかる万葉集】小名木善行著 電子版2020年刊 学校で習った万葉集解釈はウソ、実は万葉集は国民が一体となれる大編纂物で、素晴らしい日本人が確認できる 万葉集が読みたくなる本

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  4. 【銀行王 安田善次郎】陰徳を積む 北康利著 2016年電子版刊 東大安田講堂を寄付した篤志家としか知らなかった。明治の渋沢栄一と並ぶ「国を思い」「人を育てた」「陰で多額の寄付」をした銀行家。明治を築き上げた人。しかし、マスコミが作った強欲像の盲信者により殺される。  

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  5. 【超限戦】21世紀の「新しい戦争」喬良・王湘穂著 劉琦訳 2001年初刊 2020年電子版刊 孫子の兵法を現代に当てはめた著作。 歴史を学ぶことの重要性がよくわかる。学ばない国は飲み込まれる。現在はさらにAI化が進んでいるが

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  6. 【近現代史集中講座】黄文雄著 2010年刊 2015年電子版刊 日清戦争、北清事変、日露戦争、日中戦争、大東亜戦争、日米戦争の6つを、時代背景、同時代の西欧列強の動き、日本の地政学的状況を俯瞰しながら論ずる。日本人の戦後「自虐史観」からの脱却を強く促す書

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  7. 【昭和の動乱 上・下】重光葵(まもる)著 1952年初刊 2001年 中公文庫 戦犯として東京プリズンに服役していた間にまとめ上げた太平洋戦争史の背景。戦前、戦中の状況解説書として秀逸、かつ後世が学べる書

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  8. 【重光葵 外交回想録】中公文庫 2011年刊  1911年ドイツ着任から1941年イギリス大使退任までの話がまとまっている

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  9. 【会津藩の心意気】大山捨松 岩倉使節団と共に渡米し、米国で学び、優秀な成績で卒業し、大山巌の後妻となる。看護婦学校、女子学習院を創立

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  10. 【ポンペイ・グラフィティ】本村凌二著 中公新書 1996年刊 「積読解消」 スッキリStay at Homeだからできたこと キリスト教に支配される前の市民の生活が蘇る 

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