【一本の缶ビールからSan Joseの歴史を学ぶ2】缶ビールを飲んだら、岡山市とSan Jose姉妹提携公園が見つかった。そして100年前の電気自動車の話

まず、日本庭園は岡山市とSan Jose市が姉妹都市になっていることから始まる。
岡山市からの寄贈でJapanese Friendship Garden Regional Parkは作られた。YouTubeにアップされた動画が秀逸なのでここにリンクします。お楽しみ下さい。

Mexicoの人たちの結婚の撮影があった。米国の公園(イタリアでも)で新郎新婦が写真を撮るのはごく普通に見られる。日本庭園はそういう意味では、新郎新婦を引き立てるようだ。

さて、前回も1916年製の電気自動車の写真を掲載したが、今回は1921年製の保存の良い写真をSan Joseの別の博物館(Campbell Historic Museum)で見つけた。ピカピカである。

運転席はすごく簡単な構造で、前と後ろにレバーがありそれで車の向きを変えたという。

右手が運転席レバー
左が後部座席レバー

Campbell Historic Museumは、市の歴史が「果樹園:プルーン」産業からハイテクに移行した点を歴史的に眺めるよう作られている。
素材を加工して小分けして売るコンセプトは、果物を缶詰で売るところから始まり、半導体をチップにする産業につながったとしている。(面白い見方である)

Okida兄弟の雑貨屋さんが1908-1911まであっったという写真も展示されている。(日本人は明治時代の終わりにはSan Joseには根を下ろしていたようだ)

沖田兄弟商会(1908-1911)

米国の歴史は決して長くはないが、今とつながる資料の収集は熱心である。Kelley Historic Park、Japanese Garden、Campbell Museumなど、場所が決まれば寄贈する人達がいることがよくわかった。日本人の貢献も少なからずあることも確認できた。
人生一寸先は闇である。それを意識しながらMuseumを活用することは人生100年時代の大人の学びとして楽しくもあり、意味のあることだと再確認した次第。

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