【なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか】篠原常一郎、岩田温著 2019年刊 目標とする敵国の中に入り、内部に反体制勢力を構築する、中国、北朝鮮 日本の中にもしっかり食い込んでいる

敵を内部から崩壊させる

篠原常一郎、岩田温両氏によれば、北朝鮮は、チュチェ思想を広めるために、日本で研究団体や情報組織を使い、日本の政策の決定まで影響を与えるようになっているという。

先日のブログにあげた中国の100年マラソン計画で世界の覇権を取るという【CHINA 2049】の計画の中枢にあったのも、敵国の内部から軍事力を使わずに征服するというものである。

朝鮮も歴史の中で中国と相対峙し、最近ではソ連も含めた共産主義との拮抗があった。その中で、共産主義を人間中心にしたものが「チュチェ思想」だとする。

北朝鮮の真の姿が見える今

日本国内では、根拠のないアイヌ先住民族説とかが罷り通り、訳のわからない法案が通っている。時はコロナウイルスでの非常事態、金正恩の重体説が飛び交う中、北朝鮮の本当の姿と狙いをきっちり確認すべき。

東洋の覇権争いは、中国の影響が大きく、権謀術数の世界であった。
しかし、最近公になった文書を読むと、覇権を狙う国はスパイを送り込み内部崩壊を画策する。「歴史的」「地政学的」「バランスオブパワー」の観点を持つ民度にならないと、餌食にされる。

人生100年大人の学びの観点では、全ての動きに対して「誰が得して」「誰が損する」のかを考える力をつける。北朝鮮の発表をそのまま発表している言いて新聞社もあるので、マスメディアに気をつけることから始まる。
自宅での時間を、今まで見ていなかった情報探索に当てるのは大いに価値がある。

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