【米中AI戦争の真実】深田萌絵著 2019年12月刊 米国と中国のAI戦争の状況を、解説。日本での著者の巻き込まれた中国スパイの暗躍、中国のサイバー攻撃は必読

昨年末から年明けまで、ヒマに任せてKindle本を大量に読み、YouTubeを観て、2020年にやるべきことが見えてきた。

中国をもっと知るべき

昨年は、米中AI超大国の戦いをテーマに取り上げたが、深田萌絵氏の【米中AI戦争の真実】は、その対決の渦中に巻き込まれた著者の体験談が「圧巻」である。

中国が、米国に人を送り込んで米国の先端技術を自国に持ち帰っていることは周知であるが、米国政府も巻き込んだスパイ合戦をし烈に行っていること。
(オバマやクリントン時代には中国に機密情報の開示まで行っていると言う)
AIのハードウエアの発展は、ムーアの法則の終焉と同時に米中の差がなくなった。
AIのソフトウエア側の競争が覇権争いとなっている。

米国のInternetの盗聴計画をパクった中国

米国政府が、Internetの盗聴計画(PRISM)を実行して居るというWikileaksの情報がもとで、米国の大手IT企業は、中国の情報収集プロジェクトに参加して居るという。
中国政府の情報鎖国に使われている「グレートファイヤーウオール」はすでに、防御ではなく攻撃用に転化されて、SNSやフェイクニュースに活用されているという。

圧巻!自己体験を述べる

深田萌絵氏の会社は、セキュリティー関連の技術開発の会社で、中国からの情報スパイのコンタクトが少なからずあるという。彼女自身が早稲田の学生だった時にいた人間(F)は、卒業後にもコンタクトしてきて、技術を買収に来た。
しかし、ソースコードを安く買った後、喧嘩となり、Fは行方をくらます。
深田氏がSNS上にFの写真をアップして、情報を求めると、彼女のSNSサイトは妨害され、乗っ取られ、中国からの攻撃にさらされる。

米中AI対決のリアルさが、伝わってくる。
半ば以降がものすごく面白い。

今回の関連映像はこちら↓

人生100年時代の大人の学びの視点

人生100年時代の大人の学びは、情報源の多様化も考えます。
年末年始、やってたことは、Kindle本の読書の他には動画作成ソフトの習得や、若い方々へのYouTubu学習法などしっかりYouTubeで学ばせてもらいました。(まだ継続中です)
すごい時代がきた!というのが実感です。

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