【人生100年時代の学び】サイトへの質問 2 こんなに進歩の早い時代なのになぜ、大昔からの蓄積情報が役立つのですか?

この質問について、私の考え方を述べます。
1.【人生100年時代の学び】サイトは、「人生すべての場で学ぶこと」に大きな意味を持つ、という立場を取ります。
2.仕事でも、子育てでも、趣味でもそれぞれの場面で学べることは限りなくあります。仕事も子育てもあるところまでで終わります。
3.その蓄積の先が、人生100年時代の終盤戦です。
4.その終盤戦は、豊かな実りのあるものにしようと考えて、【人生100年時代の学び】サイトを立ち上げたわけです。

「こんなに進歩の早い時代」
確かに、今から10年前では、電車の中で新聞を読む人は多かったですが、今はスマホを見る人ばかりです。
しかし、人間の思考活動や具体的な行動はそれほど大きくは変化していません。
これからの時代に必要なのは、「こんなに進歩の早い時代」への適応行動です。
その発想の根源は、経験知と過去の情報の融合にあると思います。
世界的にSTEM教育が謳われましたが、現在ではArtを加えたSTEAMが重要だと位置づけられています。STEMが時代の科学的側面を発展させるのですが、Artは人間にとってという面を発展させます。

文学や美術などを含めた大昔からの蓄積情報が、進歩の早い時代の課題を解決する有効な手段となると確信しています。
私が見た英語の(教科書も含めた)書籍の良いものは、必ずと言っていいほど、書かれている内容の歴史的な見方を入れています。過去の事例に、どのように当てはまるかを位置づけるわけです。

難しいことばかり並べましたが、根底は「自分の好きな分野」をとことん勉強することが、人生を豊かにできる(だろう)ということです。
例えばアレキサンダー大王について興味を持てば、学校時代に習ったこと、本で読んだこと、映画を観ること、旅して遺跡に行ったこと、それぞれに異なるインパクトをその人にもたらします。そのインパクトこそ、人生をそのものなのです。

そんな意味でのひとりひとりの好きなことの集積の一つの例として【人生100年時代の学び】サイトをご活用下さい。

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