【赤穂浪士 勝田新左衛門の青春】磯佳和著

人生100年時代になった今、吉良邸討ち入りで24歳でその短い生涯を終えた勝田新左衛門の本を読んだ。勝田新左衛門は私のルーツ。著者の磯氏も同じルーツ。今回「いとこ会」で集まったときにこの本を紹介された。
改めて、私の人生での関わりが発見できた。

勝田新左衛門は、15歳のときに「備中松山城」の受け取りに最年少家臣として同行する。備中松山城は、高梁市にある、とても清々しいお城。高梁市の街も綺麗で、頼久寺の庭園も美しい。私が就職して、倉敷市の工場勤務(正確には水島コンビナートであるが)して、時折訪れていた私の好きな場所であった。

忠臣蔵の本はいろいろあるが、大石内蔵助や堀部安兵衛のようなBig Nameではない勝田新左衛門にフォーカスされた本は、はじめてだっった。
「真面目で勉強家」「武術に強く鍛錬を怠らない」「兄妹思い」などなど、彼のエピソードが散りばめられている。

「殿のご乱心」「家臣の不幸」の構図ではあるが、「自分の人生の寄る辺」「吉良の首を取るまでの準備」「チームワークの維持」「限られた人生の送り方」すべてに短い人生で答えたのが勝田新左衛門。ここでも、マナビのある人生が答えを持ってきてくれる。

学べる幸せをここでも感じた。

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