【日本のIT産業が中国に盗まれている】深田萌絵著 2019年刊 米中AI戦争の背後にある「先端ビジネスの争奪戦」日本は、ガードの甘い国、先端技術に無知である日本への警鐘の著作

現場からの恐ろしい情報

深田萌絵氏の著作は、実体験が中心で、データを集めながらまとめ上げているので、面白い、というか、日本の甘い現実を知らされて愕然とする。

私がシリコンヴァレーで経験している、日本の民力の低下が、日本の政界や産業界にも広がっていることに驚く。中国本土、そして台湾も中国本土の意向を受けて動いている。

青幇(チンパン)という闇勢力の支配

一番大きな勢力を持つのが「青幇」Wikiによれば
戦前の(辛亥革命)前の中国の暗黒面を代表する秘密結社。
その一部は、上海を支配しアヘン、賭博、売春を主な資金源とした。

この暗躍が、現在でも中国本土の意向で動いているという。
深田氏も、先端技術を扱う会社を経営していたが故に、スパイたちにより、会社を潰されたり、SNSやハニートラップを含めた罠を仕掛けられ、嵌められる。

日本のセキュリティー意識の低さ

しかし、日本ではその被害を「まともに」受け付けてくれるところはない。
日本は、ガードの甘い国、先端技術に無知である事への警鐘の著作。

人生100年大人の学びの教訓

人生100年大人の学びは、ハイテクも扱いますが、現場で起こっていることが何であるかを重要視します。現場の解決ができて「なんぼ」だからです。
シリコンヴァレーで感じていたことが、具体的に日本で起こっていることとつながっていたことに、衝撃を受けた。
ご一読、お勧めします。

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