【HISTORY19/05号】National Geographic社が隔月で発行している歴史関連の雑誌

人生100年時代のマナビは、日本語以外の情報紹介を積極的にしようと思っている。今回紹介するのはNational GeographicのHistoryという雑誌である。最初の目的はD-DAY(連合軍のノルマンディー上陸作戦)の話を読むつもりで手にとって見た。ところがCOLD CASEという記事がある。1991年にアルプスの氷河から見つかった、OTZIと呼ばれる5000年前の男性の遺体から当時の生活レベルや、生活習慣、入れ墨の使い方など、犯罪科学手法が発展して沢山の情報が得られたという記事である。

思わずのめり込んでしまった。この記事に惹かれたのは15年位前、英語の勉強をしているときに「アメリカの中学教科書で英語を学ぶ」というCDと一体となった教材の冒頭の記事がこの遺体の話だった。

発見された1991年当時は、まだDNA解析なども一般的ではなかったし、画像処理技術も今ほど進んでいなかった。最近わかったことは、この遺体は46歳位の男性で、縄張り争いによる、鏃の傷からの出血死。関節の調子が良くない人で入れ墨が61か所、それは関節による不具合が現れる場所に集中している。肉はたくさん食べているが、シダの葉を薬として服用していたらしいということまで、わかってきた。そして、最後にはどのような状況で殺されたかまで、推定している。

これは、びっくりした。
過去の学びが、現在の学びとつながる。すごく面白い発見だった。

人生100年時代のマナビとは、人生体験がそれぞれつながりを持って私の中で膨らんでゆくのだということを実感した。

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