【ギリシャ人の物語 IIとプラトン「饗宴」を読む】ギリシャ人の物語 IIは副題が「民主政の成熟と崩壊」そしてプラトンの「饗宴」を読む。楽しさ100倍

今回は読書の楽しみの連関を感じた。
高校の頃読んだソクラテス関連の書籍は「未消化のまま」現在まで来ていた。
しかし、今回、塩野七生「ギリシャ人の物語 II」を読んでそのあと、プラトン「饗宴」を読んだら、面白さが別格であった。

時代は「ペリクレス」以降、ソクラテス、そしてペリクレスの後継者「アルキビアデス」
教科書で習わなかったこと「ペリクレス」も「アルキビアデス」も超美男。そしてプラトン「饗宴」のテーマは「エロス」あるいは愛について。夕食後の「饗宴」はワインを飲みながらの「学愛好(フィロソフィア)」の意見交換の形となる。

いつもどおり、主催者アガトンの家に集まった詩人、医者、悲劇作家、などなどがまず、ソクラテスと意見交換をする。一通り終わったあとに、「アルキビデス」が酔って参入。ソクラテスとの対話はお互い酔った上での話ということで、大盃に酒をついでお互い飲みながら話す。
(ソクラテスが大酒飲みだということも、学校では習わなかった 笑)

当時は、大人の少年愛は普遍的で、「アルキビデス」は「ソクラテス」に強く惹かれて積極的に学び、更にアプローチを続けたということが、プラトン「饗宴」の終盤を大きく盛り上げる。
どんなにアプローチしても終生変わらない「アルキビデス」への態度。しかし、それはソクラテスがアテネの「歩兵」として戦いに参加したときの態度と一貫して「人を支え」「苦しいことをじっと耐え」「負傷した兵を助ける」行動をして特のアテネの市民代表「ストラテゴス」であった「アルキビデス」を感動させる。

学問を愛する、善を愛する、美を愛する「エロスの役割」が論じられた中、「アルキビデス」のソクラテスへの傾倒がソクラテスの自制によって「高貴な」「永遠なものに転化した」と話が流れてゆく。
最後は、アガトン、アリストファネス、ソクラテスが夜を徹して話したという流れである。

ギリシャ時代の歴史を同時代的に見てこなかった私にとって、プラトンの「饗宴」を改めて読む機会ができたことは、楽しい収穫であった。
本は、こうやって読むと楽しいを実感できた。

人生100年時代の学びには、最近ハマっている中田敦彦からのアプローチ、そして塩野七生からのアプローチ。先達がいてくれる勉強は楽しい〜

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