【ECONOMIST 190713】米国の景気拡大が続く中、米国・中国の貿易戦争のサプライチェーン的構造解明、中国のシリコンバレー化 面白チャート etc

米国経済は、経済成長で史上最長の拡大期間となった[図ー1]
建築・機械設備・知財投資も堅調に推移している[図−2]
製造額割合で見る中国の大きな世界シェア[図−3]

[図ー1]米国経済成長拡大期間比較
[図−2]建築・機械設備・知財投資の対GDP割合
[図−3]中国の大きな世界シェア

Huawei包囲網 厳格運用はUSA、フランス、オーストラリア、日本、ニュージーランド [図−4]

[図−4]Huawei包囲網

中国で急増するベンチャー投資。2018年には米国を追い抜く[図−5]

[図−5]中国で急増するベンチャー投資

[面白チャート]シベリアとグリーンランドの氷河の氷から鉛中の銀を検出させたチャート。時代の景気動向が反映されている 200BCから2013ADまで
180AD頃のローマ帝国アントニウス帝の時に疫病が流行り、大量の死者を出したあと、銀量は減少する。
700AD頃 フランク王国が銀貨幣を流通させると銀量が急増する
13世紀ADの欧州の黒死病の影響では急減する
直近では2010年の有鉛ガソリン禁止に伴う鉛の減少

[面白チャート]氷河中の銀含量から見た人類の経済動向200BC〜2013AD

ECONOMIST誌のまとめる図は、情報が濃縮されていて、かつわかりやすい。
歴史的な観点での解析データが多いのは、読み解く喜びにもつながる。
人生100年時代の学びに、シリコンバレーのハイテクや、米国・中国貿易戦争やAI応用の未来図など、いろいろ取り混ぜている。

枠をはめずにものを考えることが、人生の学びとして重要と考えるからである。

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