佐藤啓社長の、引きこもりの人々のこだわり特性を生かした会社名が「株式会社 ウチらめっちゃ細かいんで」である。
佐藤社長とは、2年ほど前に知り合い、人脈の広さとフットワークの良さ、バイタリティーにただならぬものを感じていた。来週出版ということであったが今日届いたので、早速読み終えた。
これは、「株式会社 ウチらめっちゃ細かいんで」の立ち上げ奮闘記である。約3年に渡る立ち上げ時の苦労を、細かな点まで書かれている。
ポイントは3つあると思う。
1番目は、参加している人が佐藤社長を含め引きこもり経験者。これは私には新しい視点を与えてくれる。引きこもりの人は「我々とそう変わらない」という点である。
2番目は、佐藤社長の苦労は、単なる支援ではなく「営利を伴う事業への発展」を狙っていること。これは、引きこもりの方々だけでなく、日本の社会の改革とも直結している。
3番目は、人生で経験したことが活かせるように会社を設計していること。この内容は示唆に富んでいる。というのは、人生で経験が評価されないと「生きる意味」にたどり着けないことがあるから。
立ち上げ企業として、走りながらの著作のダイナミックさは随所に現れている。
間違ったらすぐ修正して、走り始める。我々の生き方にもつながる素晴らしい経験談もなっている。
同時代の出来事と、私自身も直接関われることでこれからの日本での活動が楽しみになった。
もちろん、私のプロジェクトもこのメンバーにお手伝いしてもらう形が見えてきたのである。
ダメかも知れなかったら、やってみる!
佐藤社長の今後の活躍が日本の将来を変える時代が来たということでもある。