【戦国策】守屋洋訳 2008年刊 春秋戦国時代の12国の盛衰の記録 毛沢東が東征中にも読んでいた著作 歴史は作られる国の知恵絞りの集大成

故事のがてんこ盛り

そして、ロジックが面白い。
百家争鳴の頃も含まれているので、詭弁・正論混ぜ合わせて大変読み手のある内容になっている。

山川 世界史図録第2版より

昔から歴史を書き換える国

後知恵であるが、中国は国が変わるのは易姓革命であり、それは滅亡した「国」が悪かった理由を必ず見つける。それによって、過去の歴史を変えてしまうことも多々あった。

記録を残す民族は学べる

しかし、戦国策を読んで思うのは、よく記録を残したという点である。
誰が、いつ誰に対して何を仕掛けて、最後どうなった、と言うころまでしっかり書いているから、後世の人は学べる。
そして、権力奪取の歴史の国だから、毛沢東も大いに参考になことだろう。

人生100年大人の学び

これは、中国がこのような思考をする国であると認識することが重要である。反日感情とかを問題にするのであれば、日本人も学ぶことが重要である。改めて、共産党のコミンテルン歴史や、裏切りで権力の代替わりなど、多面的な学びが重要である

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