宮台真司氏、神保哲生氏、茂木健一郎氏のぶっちゃけトーク
videonewscomは神保氏が立ち上げた会社。宮台氏は子供に教えられた人。神保氏はメディアを辞めて独立した人。それぞれのユニークなトークは面白い。
そして、ありがたいことに問題意識の根底も似ているので深刻だが面白い。
ご覧いただくことを前提に私が重要と思う要点だけを羅列すると
・日本のメディアが、90年台以降「広告主導」になり
・日本の経営者は不勉強で、ビジネスモデルが従来の「Platform」「Technology」から「Contents」に移っていることに気が付かない
・BMWは1970年代、自動車が大衆化する時点で「大衆化した車の価格の3倍で売れる車を作る」理念と、戦略を導入した。
・日本の若者は(大学生の年齢)保守的で体制順応型が急増
恋愛をコスパが悪いと見ている(深刻な問題)
・人間の奥行きの教育がますます軽んじられている
・茂木さん初の英語本から日本語訳の本 ikigaiの紹介
この本では、次の5項目が生きる上で重要と指摘されている。
・日本スゴイ論は、過去の栄光と現在の厳しいギャップに苦しむ人々の持つ幻想・寂しさに由来
・Goldman Sacksを辞めて、小西芸術工業社長のDavid Atkins氏は日本の戦後の反映は、製造技術の整備の上に人口増があったため(日本の技術神話でも経営神話でもないとGS時代に分析済であった)
・日本のジャーナリズムは「使命感」「ビジネスモデル」共に終わっている。
・しかし、政府の対応はぬるま湯的延命策のみ。
・茂木さんの放送収録
日本の場合:段取り打ち合わせに大人数が参加(実は不要な人ばかり)
BBCの場合:Hi Kenから始まり直本番
・80年代後半から、大学に残る学生「大学教授になりたい」という。
やりたいことではなく、ポストがほしいということ。
神保氏は「あなたがあなたであるために、あなた自身を受け入れる」事が重要と指摘
現在の人々の環境依存性に警鐘を鳴らす。
話は最近の映画の話題。
まずはボヘミアン・ラプソディー
・Queenは、周辺文化で多くの人を巻き込んだ、新しいものは周辺から始まるのが多い
次はクリント・イーストウッドのThe Mute
・年老いた麻薬運び屋の話
3人はトークは、本音ベースで面白い。
危機意識を持つ人達がいてくれたのは私もとても嬉しかった。
早速videonewscomに会員登録をしました。
手書きメモ